一念凡生 · 上下通円 · 93 / 102
攤破浣渓沙・行き、留まる

花と柳が豊かに茂り、羽衣を囲む。繊細な心を、誰に読み解かせよう。遠からず筏に乗って蒼天を遊び、霊池へ至る。
客に問い、よせよせとひとり答える。壁画を彫り磨くうちに疑いが生まれる。ひとたび江湖を踏めば因果が起こり、心を奪われようとする。
語釈——
莘莘[shēn]:盛んに茂るさま。
乗桴[fú]:竹や木で作った小さな筏に乗ること。
蒼昊:青い天。
*本作品は光之十一のオリジナルです。転載の際は原作者名を明記してください。権利侵害が判明した場合は、法的責任を追及します。挿絵はインターネットより引用したもので、著作権は原画作者のtobi泳に帰属します。