一念凡生 · 我本頑痴 · 31 / 102
菩薩蛮・禅を観る

おのずと玉雨が生じて雑念を消し、神の曲を洞かし悉くして風範に沿う。枯坐すればたちまち光年、明らかな通達が眼前にある。
平らかに端座して浩瀚を呑み、空性は任せるままに現れる。此処こそ仏天、何ぞ限りなく還ることを須いよう。
語釈——
玉雨:梨の花の雨;
仏天:西天に同じ。すなわち仏教でいう極楽世界。
※本作はオリジナルです。転載の際は原作者・光之十一を明記してください。権利侵害があった場合、発見次第、必ず法的責任を追及します。なお、挿絵はインターネット上から取得したもので、著作権は原画師・伊吹五月に帰属します。