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一念凡生 · 我本頑痴 · 04 / 102

南楼令・来生に結び直すを待つ

南楼令・来生に結び直すを待つ · 挿絵

悔いを追って余すところなく見渡し、碧落碑に思いを窮める。また新しい節が来て、早々に東へ西へと赴く。ついには石灰のように四海へ還り、氷と火とが、清白を練りあげる。

世を欺くには才の多きを怕れ、才が多ければ世に欺かれるを怕れる。いつしか孤り身となり、易水に烏が啼く。広大な南柯の夢を六載も尋ねたが、ついに見破ることができない、新しい衣を盗むことを。

語釈——

碧落碑:山西省新絳県の県城内、龍興寺にある。小篆の筆法で甲骨文・鐘鼎文・石鼓文を書いており、後人には読み取りがたく、中国の書道史上の逸品とされる;
易水:川の名。荊軻が秦に入って秦王を刺そうとしたとき、燕の太子丹はここで別れの宴を張った。

*本作は創作です。転載の際は原作者・光之十一を明記してください。権利侵害があった場合、発見しだい必ず法的責任を追及します。なお、挿絵はインターネットより引用したもので、原画師・古戈力に帰属します。