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一念凡生 · 上下通円 · 83 / 102

清平楽・太平の盛世

清平楽・太平の盛世 · 挿絵

老爺ひとり、老婆ひとり、席について魚の浮袋をすする。炒めた兎の味に蜜棗を重ね、初めて出会った賑やかな春を長々と語る。

二度醸した酒で、翡翠のブロッコリーと羊の睾丸を和える。琥珀色の胡桃にとろみの汁。焼餅に羊肉を挟み、この御代に、四つの目は桃の花のように若やぐ。

語釈——

魚鰾[biào]:魚の浮袋。食材としては花膠と呼ばれる。
翡翠:ブロッコリーを指す。
酘[dòu]:再び醸した酒。
国朝:現在の王朝。

*本作品は光之十一のオリジナルです。転載の際は原作者名を明記してください。権利侵害が判明した場合は、法的責任を追及します。挿絵はインターネットより引用したもので、著作権は原画作者の叫我零零に帰属します。