一念凡生 · 我本頑痴 · 18 / 102
霜天暁角・冬至

松は亭々と玉のごとく立ち、青光は神の筆を盗む。目覚めれば雲は山の闕を流れ、暁を破るよう促し、峭壁に臨む。
残雪は颯戾を置き、風物は閑かに美しく修まる。なお憶う、雛鷹の遠く去りしを。長く憐れむ、古今の天地を。
語釈——
青光:光陰、時の流れ;
颯戾:涼しげなさま。
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