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一念凡生 · 我本頑痴 · 32 / 102

望仙門・世の初め

望仙門・世の初め · 挿絵

万重の雲の壁が仙門を破り、末劫が臨む。迥絶として続く索の道は苔の跡を絞り、幽かな昏さを吐く。

曠渺として松濤は烈しく、驚鴻が迷津を拓き開く。剣の芒が席巻して輪を逆しまに回す。輪を逆しまに回し、風の袖が残る魂を寄せ集める。

語釈——

末劫:仏教語。末法の劫をいい、千年をもって一劫とする;
迥絶:連綿に同じ。絶えることのないさま。

※本作はオリジナルです。転載の際は原作者・光之十一を明記してください。権利侵害があった場合、発見次第、必ず法的責任を追及します。なお、挿絵はインターネット上から取得したもので、著作権は原ゲーム『問剣』に帰属します。