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一念凡生 · 上下通円 · 80 / 102

字字双・苦境をほどく

字字双・苦境をほどく · 挿絵

灯をともし、夜の読書は長く、また長く。書画の冊子は籠に積もり、また籠に。黄熟香と沈香は香り、また香る。墨の魂が彩る、一行、また一行。

語釈——

焼灯:灯をともすこと。
冊葉:頁に分けて冊子に仕立てた書画。
黄熟:長い間土に埋もれて熟した香木。
沈水:沈香は水に沈むものが珍重される。

*本作品は光之十一のオリジナルです。転載の際は原作者名を明記してください。権利侵害が判明した場合は、法的責任を追及します。挿絵はインターネットより引用したもので、著作権は原画作者の何何舞に帰属します。