一念凡生 · 我本頑痴 · 38 / 102
定西番・塵に封じて

瞬く間に年月が積もる。天下の事に、戦塵を駆け、額の皺を鍛える。
軽騎兵を率いて砂漠を渡るのは誰か。戦の響きに、深い夢を驚かされる。また、ざわざわと鳴る胡楊が、黄雲をかすめる。
語釈——
絶漠:砂漠を横断すること。
黄雲:辺境の雲。塞外の砂漠では黄砂が舞い、空が黄色く見えることが多いため、こう呼ぶ。
*本作品は光之十一のオリジナルです。転載の際は原作者名を明記してください。権利侵害が判明した場合は、法的責任を追及します。挿絵はインターネットより引用したもので、著作権は原画作者の何何舞に帰属します。