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一念凡生 · 我本頑痴 · 15 / 102

極相思・霊姻

極相思・霊姻 · 挿絵

巫者は銅の鈴を弄び、涼しい夜に金灯が揺れる。帰り路を知り、風が花嫁の被り布をめくり、彩の帯が軽やかに舞う。

飛ぶ魂が星と月をまとうのを待ち望む、時は黙して、紅葉を抱き綴る。極まる思いに眼は迷い、道を異にしてもともにと願い、幽冥に道を借りる。

語釈——

金灯:金属で作られた灯。漢の郭憲の著とされる『洞冥記』に「明茎草という草がある。夜には金の灯のように光り、その枝を折って松明にすると、鬼の姿を照らし出す」とある。

※本作はオリジナルです。転載の際は原作者・光之十一を明記してください。権利侵害があった場合、発見次第、必ず法的責任を追及します。なお、挿絵はインターネット上から取得したもので、著作権は原画師・何何舞に帰属します。