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一念凡生 · 我本頑痴 · 30 / 102

憶漢月・真に還る

憶漢月・真に還る · 挿絵

遥かに遠山を望んで槊を横たえ、歴々たる浩劫も解きほぐされる。前世の因果はことごとく平凡となり、寂寥と残る業を超え越える。

長空に白鷺が啼き、剣の鞘を弾けば、神魄が覆り翻る。浮生の夢の中で無常を教えられ、命の途を参じ透して奔放に放つ。

語釈——

横槊[shuò]:気概の豪邁なさまを形容する;
追亘:超え越えること;
揮霍:奔放でさっぱりとしていること。

※本作はオリジナルです。転載の際は原作者・光之十一を明記してください。権利侵害があった場合、発見次第、必ず法的責任を追及します。なお、挿絵はインターネット上から取得したもので、著作権は原画師・伊吹五月に帰属します。